”Quality”の高い”Vintage”を目指しています!

リサイクルという考えにおいても、昔の素晴らしい素材、刺繍などの手仕事を無駄に捨ててしまうより、活用した方が理にかなっていると思います。
DORIAN GRAYでは、なるべくコンディションの良い物を探していますが、ミントコンディションと呼ばれる完全な物はなかなかありません。
しかし、スタイリスト時代に培ったお直しの技術や長年の経験から生まれる補修に関しての方法を駆使して、納得のいく状態になってから、皆様に見て頂く様にしています。

THE HISTORY OF VINTAGE DRESS

1900年代
レースや凝った刺繍が主流の時代ですが、舞踏会で着ていたようなドレスではなく、外出着にしていたと思われるコットン素材のレースのワンピース的なものが今現在も人気です
1920年代
映画「The Great Gatsby」に象徴される
シルク素材をふんだんに使い、アートのようなビーズ刺繍を施した、とてもゴージャスなドレスが多くありました
1940年代
女性のボディラインがハッキリするデザインが多く、肩パッドがしっかり入った大きめのパフスリーブも特徴のひとつ
素材はサテンやタフタ、レーヨンなど光沢感のあるものが人気でした
1950年代
この時代のアイコンはなんといっても「オードリー・ヘップバーン」
40年代に続き、ウエストがきゅーっと細く、デコルテが綺麗に出ている華やかなドレスが流行でした
背中に付いたたくさんのくるみボタンも長年愛されているアイテムです
1960年代
ハイウエストやエンパイアラインなど、ウエストを強調しなくなり、尚且つ、清楚で品の良いデザインが人気でした
「ジャクリーン・ケネディ」も時代を象徴する女性のひとりです
1970年代
ヴィクトリアン(1900年代)が一周回って流行しました
ヴィンテージレースがふんだんに使われ、襟元はハイネックで清楚なものが主流
素材は化繊が多く使われるようになりました
1980年代
1940年代を取り入れたデザインがリバイバル
故ダイアナ王妃がお召しになった大きく膨らんだパフスリーブや、サテン生地をたっぷり使ったプリンセススタイルのドレスが人気でした
※ドリアングレイでは、誇張したところを品良く控えめにリメイクして、アップデートしています
FASHION POSTのインタビューより引用
https://fashionpost.jp/news/142250

 


THE STORY OF DRIANGRAY

ドリアン・グレイは、1985年12月、渋谷区神山町にオープンした老舗のヴィンテージショップです。アメリカの旧き良き時代-1940~70年代-を中心にセレクトしています。

ステージ衣装など手がけるスタイリストをしていたオーナーは、それまでの古着の概念を崩し、綺麗な古着を日本に紹介したいと思い立ち、パリ、ロンドン、ニューヨーク、ロスアンジェルスなどを回り日本人の体形に合うスタイル、サイズを考えセレクトし、開店するに至りました。

アンティークと言う言葉は昔からよく使われましたが、100年以上前の物でないと教わり、お店の看板には「QUALITY VINTAGE CLOTHING,COSTUME JEWLRY AND ACCSSORIES」と入れてあります。